『小寒』『大寒』を迎え、『立春』の前日である節分までの期間を「寒の内」や「寒中」などと呼び、1年の中でもっとも寒い時期となります。
いろいろな寒のつく言葉がある⁈
この寒中には、寒ぶり・寒しじみ・寒卵・寒餅・寒稽古・寒椿などなど…寒のつく言葉がたくさんあるのですが…
ここでクイズです!
次の4つの中で、実際にはない言葉はどれでしょうか?
1、 寒学(かんがく)
2、寒海苔
3、寒だめし
4、寒紅(かんべに)
正解は、、、
1の「寒学 かんがく」
これは実際には存在しない言葉。
ということは、ほかの3つの言葉は存在します。

『寒海苔』は、寒中に採った浅草海苔で、色が濃くて柔らかく、香り高いと言われています。
『寒紅(かんべに)』は、寒中に作られた口紅のこと、色鮮やかで美しいとされています。
『寒だめし』は、天気にまつわる言葉!
天気予報のなかった江戸時代の人たちの、天気を予測する方法のことなんです。

「小寒(しょうかん)」から節分までのおよそ30日間、 毎日2時間ごとに、天気・気温・風向きなどを観測して、 これをある一定の法則に当てはめ、1年間のこよみに見立て、そのご1年の天候を予想する、というもの。
江戸時代の人はこれをもとに、1年間の農業の計画を立てていたそうです。
昔の方々の知恵には本当に感心します!
まだまだ寒い日が続きます。 いろんな寒のパワーを借りて、元気に過ごしましょうね♪
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