いま街には、ツツジや藤の花などたくさんの花が咲いていますが、
「山吹」もこの季節を彩る花のひとつです。
鮮やかな、こがね色に近い色の山吹。
その気品と優雅な美しさで、かつて「美しい人のたとえ」にも用いられ、
新元号「令和」の出典でいま話題の『万葉集』でも何度か山吹の歌が詠まれているなど、
古来から日本人に愛されている花です。
でも、美しいものには、、、トゲがある、、、
山吹にはこんな裏の顔があるんです。
そのこがね色から、江戸時代に『小判』の異名として使われ、
さらに、『山吹色のお菓子』という言葉は、
『わいろ』の事だったんだそうです!!
時代劇でよくこんなシーンがありますよね、、、
商人「お代官様、どうぞ、この『山吹色のお菓子』をお納めを〜」
お代官様「お主も悪よのう〜」
商人「いやいやお代官様ほどでは〜」
あのシーンで渡すお菓子が、『山吹色のお菓子』だったんですね笑
こんど街で山吹を見たら、小判が浮かんできそうです笑
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