寒い日の中に、少しずつ春めいた日が出てくるようになりましたね。
そんな今の時期の花に、水仙があります。
冷たい空気のなか、凛とたたずむ様子は
とても美しいですよね。
水仙は、可憐な姿とは裏腹に花言葉は、
「うぬぼれ・自己愛」など
マイナスのイメージなものが多いんです。
この理由は、あるギリシャ神話にさかのぼります。
むか〜し昔、それはそれは、美しい少年がいました。
その美しさから、たくさんの女性に言い寄られていましたが
彼は高飛車な態度をとっては、
女性達を傷つけていたのだそう。
そんな彼の行いを見かねた女神は彼に
「自分自身に恋をしてしまう呪い」をかけます。
そしてある日、湖に出かけた彼は
水面に映った自分に恋をし、
恋い焦がれた結果、水面から離れられなくなり、
そのまま花になった……
それが、水仙。
水仙が、少しうつむいたような姿をしているのは、
水辺を覗き込んでいる、彼の姿なんです。
そんな、水仙の学名は
ナルキッソス
お分かりになりますか?
… そう、ナルシストの語源なんです!笑
ここから、自己愛の強い人のことを
「ナルシスト」と呼ぶようになりました。
今度、水仙を見かけたら
この伝説をちょっと想い出してみるのも
おもしろいですよ✨
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