秋本番の陽気が続いていますね。
秋の色と書いて、秋色(しゅうしょく)という言葉をご存知ですか?
具体的な「何色」というものではなく、秋の気配や景色、秋らしい風情のことをさす言葉です。
美しい言葉ですね。
そんな、秋を代表する色に「茶色」がありますが、茶色とひとえにいっても
栗色、ココア色、土色(つちいろ)、鳶色(とびいろ)、ラクダ色など、
ものすごい数のいろんな茶色があるんです!
きょうはそのなかから、珍しい茶色を3つご紹介します。
まず、檜皮色(ひわだいろ)。
ヒノキの皮の色と書く通り、 ヒノキの皮のような、暗い灰色がかった茶色です。
次に、媚茶色(こびちゃいろ)。
これは、茶色と深い緑が混ざったような色。
異性に媚びるような艶っぽい色とされて「媚茶色」と呼ばれるようになったそう。
最後は、団十郎茶(だんじゅうろうちゃ)。
名前からお分かりのように、江戸時代の人気歌舞伎役者「市川団十郎」が代々用いた成田屋の茶色で、赤身の薄い・やや明るい茶色です。
この秋は皆さんもいろんな秋色にチャレンジしてみてはいかがでしょうか♪
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